conoyubi KONURE

WORKSHOP

【講師紹介】全女性に軽やかな未来を

Instructor Interview – MIWAKO

conoyubiでは「わらべうた産後ダンス」のご担当をされているMIWAKOさん。ご自身の育児をきっかけに産後ダンスと出会い資格を取得。2022年には市内にピラティススタジオを開業し、子育てママに限らず幅広い年代の方に元気を届けています。ピラティスとハイブリットしたMIWAKOさんなりの産後ダンスとは。いままでとこれからのお話、お伺いしました。


conoyubiとの出会いで訪れた人生の転機

出身は旭市の旧干潟町です。幼い頃から田んぼで育ち、身体を動かすことが好きでした。姉が楽しそうに働いていたことに憧れて、保育士の資格を取得しました。都内のスポーツクラブで子どもの体操の先生として働いていた時期もありましたが、腰の怪我を患って以来、旭市内で保育士として勤務しました。10年ほど勤めて子どもを産んだときに驚いたことが、自分の身体の変化。疲れも取れないし、力も入り辛い。夕方に赤ちゃんをお風呂にいれるまで、体力がもたないくらいでした。

そんなときに娘を連れてconoyubiを初めて訪れて受けたのが、ベビーマッサージのワークショップでした。とても楽しかったのですが、心のどこかで身体を動かすことを求めていた、でも身体を動かすには娘を置いて自分がトレーニングをするという後ろめたさがどうしても取れませんでした。そこで見つけたのが「わらべうた産後ダンス」。ベビーマッサージと合わせてすぐに資格を取得したのが2018年、いまから4年前くらいです。そこから毎日、娘に対してベビーマッサージと産後ダンスを行っていましたが、conoyubiの小関さんに背中を押してもらい、初めてワークショップのクラスを持つことになったんです。

赤ちゃんに最も響きやすい音域を持つわらべうたの魅力

わらべうたは、実は赤ちゃんに最も響きやすい音域を持つ歌なんです。マザリーズと呼ばれる「ママが赤ちゃんに話しかけるときの音程(特にラの音)」は、赤ちゃんの脳に一番響きやすくて、心に沁みやすい。わらべうた産後ダンスで使っている曲は、そんな赤ちゃんの脳に届きやすい世界共通の音域や音程をたくさん使って作られています。だからほとんどの赤ちゃんは開始から10分ほどで寝てくれます。お家での寝かしつけが格段に楽になるんです。

*マザリーズとは、乳幼児に対する語りかけ方のこと。特徴として『普段よりやや高めのピッチ』『ゆっくりとなる速度』『大きく付く抑揚』の3点が挙げられ、どのような言語や民族であっても共通してみられます。

寝かしつけが楽になり精神的にも健康に

産後ダンスは、赤ちゃんを抱っこしたまま軽いステップや簡単なダンスを行い、産後の骨盤ケアをします。ベテランの助産師さんによって考え抜かれたステップを続けると、尿漏れ予防やウエストの引き締めに役立ちます。わたし自身、娘にやっていたときは4kg痩せましたし、なによりも寝かしつけが苦ではなくなったんです。

というのも、娘にはお昼寝の寝かしつけで毎日産後ダンスをやっていましたが、わたし自身は運動とリフレッシュの時間だと捉えていました。だからたとえ寝なかったとしても、骨盤調整やダイエットの時間ができたと考えることができます。そのため、「もう、早く寝てよ…」とストレスを感じることは無くなり、精神的にも健康になりました。それが一番大きかったかもしれません。いまでもたまにわらべうたを歌うと、娘はニヤニヤしながら手を広げて近づいてくるんですよ。笑

揺らしながら調整される骨盤と活性化する筋肉

クラスに何回か参加されるとダンスを自然に覚えて、お家でもできるようになります。参加者の方にはぜひ、毎日やっていただきたいんです。なぜなら人は1日で8,000歩を歩くと言われています。しかし産後で骨盤がずれ身体が重いときは、1日200歩くらいになってしまうこともあります。産後ダンスは骨盤を揺らしながらステップを踏んでいきます。身体を動かすことで、身体と骨盤は少しずつ調整されていきます。痛みがないのであれば、5分でも、10分でも動かしてあげてください。産後ダンスでは、骨盤周りをとにかく動かして筋肉を活性化させることができます。

骨盤底筋にアプローチするストレッチ:ひめトレ

クラスの最初の時間は、ホワイトボードを使いママの骨盤の状態をお伝えしています。産後だから骨盤が緩むことは当たり前でみんな同じ。その上で子育てしてることは、すごいことだよということを伝えます。まずはすべてのママに自信を持ってもらいたいんです。あとは倦怠感が楽になるポイントをレッスンの内容と絡めてお話します。その後にひめトレを行います。ひめトレは、骨盤底筋にアプローチするストレッチの一種です。弱った骨盤底筋を鍛えるために、ヒメトレグッズの上に座り、いろいろな動きをすると、骨盤底筋が柔軟になります。それを繰り返して行くうちにインナーマッスルが活性化して足が軽くなり、抱っこも軽くなるんです。

4年でかわってきたスタイル「全女性に軽やかな未来を」

初めてクラスが開始した4年前といまではクラスの内容は変わってきています。開始当時はとにかく、みんなで汗をかいてリフレッシュすることを目的にしていました。その後、大切な骨盤調整のストレッチを取り入れたり、みなさんお悩みの骨盤底筋のヒメトレを追加して、内容の改善を図っています。産後ダンス自体はこれからも変わりませんが、私なりにブラッシュアップさせていきます。例えばピラティスで学んだ身体の知識を、産後ダンスにも反映したいです。身体を動かすときに意識を向ける場所など、わたしにしかできない、わたしなりの産後ダンスを作っていきたいと思います。でもまずは、みなさんに楽しんでいただけることが一番。「こんなに汗かいたの久しぶり」と言いながら、ママたちの顔がとてもキラキラしているときは、わたしも幸せになります。

「全女性に軽やかな未来を」というのが、わたしの活動コンセプトです。産後ダンスに限らず、運営するピラティススタジオには幅広い年代の方にご参加いただいています。それぞれの事情でいつも忙しい女性たち。ふと立ち止まったときに「少しリフレッシュしたい」「身体が重い…」と思ったときに相談していただけるようになりたいんです。だからこれからも引き続き改善を図っていきます。

Profile
MIWAKO

美しい身体を創るピラティススタジオ《Relight》主宰。10年以上の保育士の経験を持ちながら、身体の知識を深めたピラティストレーナーとして活動しています。産後、身体のだるさや尿トラブルに悩まされて、母としても、女性としても自信を失っていましたが、ピラティスと出会い、自分に自信を持って子育てを楽しめるようになりました。普段のレッスンでは30代から60代の女性の美と健康をサポートしています。

・ピラティススタジオ《Relight》
https://altertom.wixsite.com/relight-miwako

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*ご予約時、定員に達している場合は選択できません。

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