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WORKSHOP

【講師紹介】絵本の世界を通して、英語に親しむきっかけを

Instructor Interview – 黒須友里

conoyubiで「英語の絵本の読み聞かせ」のワークショップを担当している黒須友里さん。子どもたちにとってのワークショップの役割とは。お話をお伺いしました。


絵本の世界を通して、英語に親しむきっかけを。

conoyubiでは英語の絵本を使った読み聞かせクラスを担当しています。読み聞かせは、子どもが楽しく英語に触れる方法のひとつですが、クラスではそれ以外でも歌やゲームを織り混ぜて、身体を動かしながら「とにかく楽しみながら英語に触れる」ということを大切にしています。

一番身近なママが英語を発すること

小さい子どもはとても耳がいいんです。だから英語に慣れるには、とにかくたくさん聞くことが大切。クラスでは赤ちゃんがやりたくないと感じたらやらなくてもいいし、勝手に動いてもかまいません。でもクラスにいる限り、英語は赤ちゃんの耳に入っています。それだけでいいんです。

特に一番身近な”お母さんが英語を発している”と子どもが感じることはとても貴重で、クラスではそんな機会も作っています。そして何より、親子のふれあいを大事にして、親子でいっしょに楽しめる英語のクラスを行っています。

クラスの最後に読む絵本

そしてクラスの最後には、私が妊婦のころからのお気に入りの絵本を読むことにしています。”you mean the world to me (あなたは 私にとって 世界を意味する)“という本で、赤ちゃんがいるから私の人生が鮮やかになる、という意味が込められています。

忙しいママたちに向けてこの本を読むことで、そうした温かい気持ちを思い出してもらえたらなと思っています。英語だけでなく、質のいい絵本を読むことで穏やかな気持ちにもなれる、そんなクラスです。

3代続く老舗洋品店から世界へ

出身は旭市で、銀座通りにある3代続く洋品店に産まれました。アメリカに滞在しドイツ人と結婚した叔母の影響で、小さいころから海外を訪れる機会や外国人と接する機会も多く、英語や外国は幼い私にとって身近な存在でした。幼いながらに”人は英語を話す”という意識があり、将来は私も話すんだろうな、と思っていたことを覚えています。

そんなことから、京都の大学では国際関係学を専攻し、卒業後は海外と関わる仕事をするために国際物流の会社に就職。そこで12年間勤務しました。いわゆるサラリーマン生活でしたが、サンフランシスコでの海外勤務や多様な人との関わりはとても刺激的でした。

Uターン後は英会話スクールに

結婚後、当初は産休の間だけ旭に帰省する予定でした。仕事は好きでしたから続けるつもりだったんです。でも待機児童の課題もあり、育休明けからは旭から片道3時間、往復6時間の通勤時間をかけて東京に通っていました。しかし体調を崩した事や、子供との時間があまりにない事を考え退職。療養の後、2年半前に市内のキッズ系の英会話スクールに講師として所属し、今に至ります。

英語を話すことはできても、教えたことはなかったため、試行錯誤しながらですが、子どもたちと一緒に成長させてもらっています。

英語を始める時期はやはり早いほど上達が早いと感じています。幼稚園から始めた生徒は、小学校一年生でも、6単語の長い文章もサラッと言えて、驚きます。でもそれにはまず楽しむこと、英語を好きになること、たくさん聞くことが大切で、それらが蓄積されることで、長めの文章が言えるようになるんだと、英語講師をやりながらも肌で感じていることです。

自然と英語に触れる環境を

英語が話せると関わる世界がどこまででも広がります。私自身、違う文化の人と友達になれたことで人生がとても豊かになりました。私は幼い頃、幸いにも自然と英語を聞く機会、触れる環境に恵まれていました。それがあったからその後も英語に親しめました。

だから今度は私が、このワークショップが、子どもたちにとってその役割を担えればと思っています。月に1回でも楽しんで英語を聞く機会、触れる環境、ママが英語を発する場を提供することで、英語を自然に受け入れるようになる。子どもたちの世界が広がるはじめの一歩。そんなお手伝いができたら、とても嬉しいです。


Profile
黒須友里

旭市出身、7歳の女の子のママです。留学や旅行、海外勤務などで20カ国以上に渡航した経験があります。貿易関連の会社に10年以上勤務し、旭市にUターン後は英会話スクールに講師として所属し、子供たちに英語の楽しさを教えています。

instagram – #conoyubi_黒須友里

*ご予約時、定員に達している場合は選択できません。

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