2025.12.27
【家具 納品事例】25坪の愛しき我が家。「距離感」と「サイズ感」で選んだ、後悔しない家づくり

特集:住まいと家具の物語
⚫︎ 納品事例:銚子市S様邸
千葉県銚子市。太平洋の風が抜ける街に、真新しい一軒家が完成しました。施主であるS様ご一家は、ご夫婦と5歳になる双子の娘さんの4人暮らし。
「とにかくうちは狭いんです。1階が12坪、2階が13坪の計25坪しかなくて」
そう謙遜して笑うS様ですが、通されたLDKは、決して狭さを感じさせない、むしろ家族の距離が心地よく縮まるような温かさに満ちていました。限られた空間をこれほどまでに豊かに彩ったのは、選び抜かれた家具たちと、地元のインテリアショップ「KONuRE Furniture」との二人三脚の物語がありました。

灯台下暗し。理想のショップは「すぐ近く」にあった
新築の計画が進む中、S様は家具探しに奔走していました。船橋や幕張など、近隣から少し足を伸ばした大型店まで見て回りましたが、なかなか即決には至りません。「遠方までわざわざ見に行っても、その場では決めきれないんです。家を建てている最中は打ち合わせも多くて忙しいですし、また悩み直して買いに行くには距離がありすぎて」
そんな「家具難民」になりかけていた時、ふと思い出したのが、仕事の繋がりで面識のあったconoyubiの店長のことでした。「『2階で家具もやってるから見においでよ』と声をかけてもらって。正直、雑貨のイメージが強かったので、おそるおそる階段を上がってみたんです」

そこでS様が目にしたのは、銚子・旭エリアとは思えない(ご本人談「ちょっと田舎臭い言い方ですけど、都会的な」)、洗練された家具の数々でした。「こんなにおしゃれな家具を扱っている場所が、こんな近くにあったなんて」
何よりS様の背中を押したのは、その物理的な「近さ」でした。「近いから、迷ったらまた相談に行ける。サイズが変わったとか、やっぱりあっちの色がいいとか、何度でも足を運べる。それが本当に良かった点です」
家づくりという一大プロジェクトにおいて、気軽に相談できるパートナーがすぐそばにいること。それは、何ものにも代えがたい安心感でした。

25坪のパズルを解く。「プロの採寸」が生んだ奇跡
S様邸の最大の課題は、その限られたスペースでした。設計士の当初の図面では、現在のダイニングエリアは単なる通路のようなスペースで、ダイニングセットを置く前提ではなかったそうです。「多分、設計士さんはリビング側でご飯を食べる想定だったみたいで。でも、ここを空けておくと無駄なスペースになってしまう。かといって、4人掛けのテーブルを置くには狭すぎる…」
そこで頼りになったのが、conoyubiスタッフの高橋でした。S様は、現場の大工さんに頼んでこまめに中を見せてもらい、施工中の写真を撮っては高橋さんに送りました。「ハウスメーカーではなく大工さんにお願いしたので、毎日仕事帰りに寄れたんです。今の状況を見せて、『ここにはどんなサイズがいいですか?』と相談していました」
高橋は図面と現場写真を元に、緻密な計算を行いました。「このスペースなら1350mmのテーブルが良い。それなら4人が座れて、かつ脇を通る動線も確保できる」
提案されたのは、関家具「nora.」シリーズの『MINA』ダイニングテーブル。幅1350mmという絶妙なサイズ感です。さらに、片側をベンチ(CRUSH GATE『マルケシュ』)、もう片側をチェア(CRUSH GATE『バックス』)にすることで、圧迫感を軽減しつつ、視線が抜ける軽やかな空間を作り上げました。
「テーブルが狭いから肘掛け椅子は無理かと思っていたんですが、『あったほうがゆったりできるよ』と提案してくれて。言う通りにして本当に正解でした」
サイズ先行で選ばれた家具たちは、まるで最初からそこにあったかのように、25坪の空間に美しく収まっています。
ネットの口コミより、目の前の「リアル」を信じて
インテリア選びの楽しさは、家具だけにとどまりません。ダイニングを照らすペンダントライト、インターフォルムの『ウスヴァ』にもエピソードがありました。
「実はこのライト、楽天で見つけてずっと欲しいなと思っていたんです。でも、口コミを見たら『眩しすぎていられない』なんて書かれていて…」
デザインは好きだけれど、実用性に不安がある。ネット通販特有の悩みに直面していたS様ですが、conoyubiのショールームで運命の再会を果たします。「お店に行ったら、まさにその現物が展示されていたんです。実際に点灯しているところを見たら、全然眩しくない。『なんだ、口コミと違うじゃない!』って(笑)」
ネットの情報という「空想の世界」で悩むより、プロがセレクトし、実際に目で見て確かめられる「リアルな場」の価値。高橋のお墨付きもあり、不安は確信へと変わりました。「やっぱり、お任せしちゃった方が安心できるとわかりました。新築の準備でいっぱいいっぱいの時に、プロのセンスに頼れるのは本当に助かります」
「とりあえず」の生活から、「愛着」のある暮らしへ
以前の住まいでは、S様が大学時代から使っていた一人暮らし用の家具や、もともと寮に残置されていたものを使い回していたというS様。「10年以上使って年季が入っていたので、引っ越しを機に全部捨てました。『何が残ってるんですか?』って聞かれましたけど、本当に何にもないです(笑)」
「とりあえずあるもの」で暮らしていた日々から、一つひとつ吟味し、愛着を持って選んだ家具に囲まれる日々へ。

リビングには、キャンバス生地の風合いが優しい「nora.」の『マナーソファ』とオットマンが置かれ、双子の娘さんたちがラグの上でくつろぐ姿が見られます。グレーのクロスに、オーク材の温かみが調和し、S様が求めた「都会的でありながら温かい」空間が完成しました。

「以前と比べて…素晴らしいですよね。自分ちを素晴らしいというのもあれですけど(笑)。本当に使い勝手がいいですし、conoyubiさんで買ってよかったなと思っています」
25坪という制約があったからこそ生まれた、工夫と対話。S様邸の家具たちは、これからも家族の成長と共に、味わいを増していくことでしょう。


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conoyubi 2FのKONuRE Furnitureでは新築・リフォームされた方へ、家具を中心としたコーディネートを承っています。
リフォームで培った家づくりの良識を活かして、住んだ後の暮らし方を考えたインテリア探しをお手伝いします。
家具・インテリアのほか、素材感や質感にこだわって取り揃えた家具や照明、カーテンなどの中から、お客様のご要望に合わせてアイテムをセレクトしてご提案します。
ご相談も承っておりますので、お気軽にお店にてご相談ください。
工務店さんやハウスメーカーさんですでにお家づくりを始められているお客様へも、インテリアコーディネートのご提案も可能です。
温かみのある空間に馴染む家具や照明、インテリア雑貨等をご要望に合わせてご紹介します。
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